2006年10月23日

L-カルニチン

L-カルニチンはアミノ酸の一種で、
肝臓や腎臓で必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成され、
心臓や脳、骨格筋に多く存在しています。

通常不足することは少ない成分ですが、
食事からとるリジンやメチオニン、
合成に関与するビタミンCナイアシンビタミンB6
のどれか一つが欠乏すると不足がちになり、
L-カルニチンの合成は二十代をピークとして年齢とともに減少します。
また、ストレスの多い環境でも不足しがちになります。
男性より女性、また肥満気味の人に不足の傾向が見られます。

食品では、牛肉、羊肉などの動物性食品に多く含まれ、
特に羊肉の足の部分に多く含まれています。
羊肉(マトンやラム)に含まれるL-カルニチンは、
なんと牛肉の約3倍、豚肉の約9倍もあるといわれています。
植物性食品にはほとんど含まれていません。
牛肉中の含有量は100g中65mg程度で、
米国の研究では1日に500mg程度が必要だといわれています。

○L-カルニチンの働き

・ 脂肪燃焼による肥満防止
・ 高脂血症・糖尿病などの生活習慣病予防
・ 持久力・運動能力のアップ
・ 疲労回復
・ 認知症防止

脂肪は、主に筋肉細胞の中のミトコンドリアで燃焼されます。
L-カルニチンは脂肪酸がミトコンドリアまで到達するための手助けする成分です。
つまり、L-カルニチンが無ければ、脂肪酸はミトコンドリアに入り込めず、燃焼できません。
余分な脂肪を燃焼させて、無駄な脂肪をためない身体ためには必須の栄養素です。

○認知症防止

L-カルニチンは体内に入るとアセチル-カルニチンに変化します。
このアセチル-カルニチンは脳に多く含まれ、
不足すると脳の細胞が壊れる速度を早め、認知症になりやすくなるといわれています。


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posted by Katsuya at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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